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平屋なら面積が4坪削減できる?

2025年1月10日



今話題の平屋住宅ですが、特徴として無駄なスペースである階段がいらなくなるというメリットがあります。

階段は機能的には単なる通路で、貴重な床面積を消費してしまう不要なものです。

結論から言うと、同じ間取りを作る場合に、平屋であれば坪数が小さく出来るので限られた床面積を


有効活用できる間取りといえるでしょう。

住宅の階段形状は、基本的に『直階段』『かね折れ階段』『折り返し階段』『回り階段』の4種類に大きく分類されています。


直階段(ちょくかいだん)

上下階を一直線に結ぶ階段を直階段といいます。シンプルな形のため上り下りがしやすく、またコストも抑えることができます。


一方で、直線であることから、バランスを崩したときは下まで転がり落ちてしまう危険があります。


掴みやすい位置に手摺を設けたり、途中で踊り場を設ける


ことで、安心して上り下りができるようになります。

かね折れ階段

上下階をL字につなぐ階段をかね折れ階段といいます。限られた面積でも設置しやすく、


曲がり部分に踊り場を設けることで安全性も高くなります。

折り返し階段

折り返し階段は、踊り場を挟んでU字に折り返す階段です。直階段と比べて段差の数が多くなることで、


階段の勾配が緩やかになり、比較的楽に上り下りすることができます。

回り階段

かね折れ階段や折り返し階段の踊り場部分に段を設けた階段を回り階段といいます。


踏板の内側の幅が狭くなり足を踏み外しやすいため、特に小さなお子さんや高齢者が上り下りする場合は、


手摺を追加して安全性を高めると良いでしょう。


LIMS WORKでは安心して安全に上り下りができる階段を理想の階段と定義しております。


折り返し階段の場合、一般的には15段上り切りで階高は3000mmのことが多く、

これをLIMS WORKでは16段にすることで1段あたり20cmの段差を18.7cmにしています。

また、横幅も一般的な1818mmではなく、2121mmにすることで、

小さいお子さんと横並びで手を繋いで登ることができるぐらいゆったりとした階段になります。

毎日上り下りする中でこの差はかなり大きいです。

間取りや階段の種類にもよりますが、LIMS WORKで提案させていただいている理想の階段と照らし合わせると、

この階段が不要になった場合3~4帖分のスペースが削減できます。

平屋を検討している方はぜひ、ご自身が注文住宅として建てる場合の参考にしてください。



リムズワークは金沢・東京で新築施工住宅・リノベーションを行っている工務店です。

災害や地震に強い平屋住宅や、近年話題のマンションリノベーションなど、

お客様のご要望やライフスタイルに合わせた家づくりを心掛けております。

能登、輪島、珠洲方面でも積極的に施工を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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