壁体内結露(へきたいないけつろ)とは、
建物の壁内部で発生する結露のことを指します。
これは、壁の内部で空気中の水分が冷却され、凝縮して水滴になる現象です。
この現象は主に次のような原因で発生します。

- 温度差:
壁の内部の温度が外部や内部空間の温度と異なる場合、
壁内での温度が露点温度に達すると結露が発生します。 - 湿気の移動:
室内の湿気が壁内に移動することによって結露が発生することがあります。
特に、内部からの湿気が多い場合や、通気が不十分な場合にリスクが高まります。 - 断熱性能:
壁体の断熱が不十分な場合、外気の影響を受けやすくなり、結露のリスクが高まります。 - 材料の特性:
使用される建材の吸水性や透湿性によっても影響を受けます。
壁体内結露は、材料の劣化やカビの発生、
さらには建物全体の耐久性にも影響を及ぼすため、適切な設計や施工が重要です。
防止策としては、適切な断熱材の使用、通気性の確保、湿気管理などがあります。
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